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自動ドアの故障?修理の前に確認すべき項目はこちら!
- 自動ドア修理の豆知識
- 更新日:2019/08/05
「自動ドアがうまく作動していない、これって故障?」
自動ドアの耐用年数は「10〜15年」と長いため、なかなか故障しない設備ではあります。だからこそ、突然自動ドアに不具合が生じるとどうしたら良いのかわからないのが現実ですよね。
きっと多くの方が、これって故障なの?という状況に戸惑ってしまうかと思います。
ここでは、自動ドア修理の専門業者である弊社が、自動ドアの故障をどう確認すべきかその確認項目について具体的にご紹介します。
自動ドアに不具合が発生した際は、ぜひここでご紹介する項目を確かめてみてください。
目次
自動ドアの故障?修理の前に確認すべき項目はこちら
それでは具体的に自動ドアの故障を見極めるための確認項目について具体的にみていきたいと思います。
まずは、自動ドアの不具合が発生しても慌てずにそれぞれの項目を確認してください。
センサーが誤って反応している物はないか
自動ドアは、通行人や自動ドアを通過する前の物体を検知するために「起動センサー(光電センサー)」が上部に設置されています。
また、自動ドアを通過中の人や物体を検知するために「補助光電センサー」というセンサーも設置されています。
これらのセンサーがあることによって、スムーズな開閉を可能にしているのですが、たとえば自動ドアのセンサーの検知範囲に障害物などがあると、誤って検知してしまい自動ドアが開きっ放しという事態に陥ることも。
このようなことがないように、自動ドアの検知範囲に植物やなんらかの障害物がないか確認してください。
また、検知範囲に障害物がない場合には、「センサー部分が曇っている」または、「センサー部分が汚れている」などの可能性があります。
このような場合には、柔らかい布で汚れを拭きとってください。
ガイドレールに異物がないかどうか
自動ドアを支えるガイドレールに異物があると、自動ドアのスムーズな開閉に障害を与えます。
自動ドア下部にあるガイドレールは、雪や砂、石、ホコリ、ゴミなどが挟まりやすいため注意が必要です。
定期的にガイドレールを確認し、異物がないかをチェックしましょう。
また、異物が挟まっている場合には、自動ドアの電源をOFFにした上で、取り除いてください。
なお、真冬などでガイドレールに氷が張っている場合には、不凍液を流し、凍結防止の工夫をしましょう。
自動ドアの張り紙が剥がれていないか
自動ドアに張り紙をされる場合も多いかと思いますが、都度開閉しているため、その反動で張り紙が剥がれてしまうことがあります。
実は張り紙が剥がれてしまうと、場合によっては自動ドアの補助光電センサーなどが誤って検知してしまい、スムーズな開閉に影響を及ぼすことがあるのです。
ですので、自動ドアに張り紙をしている場合には、一度自動ドアの張り紙が剥がれていないかチェックしましょう。
また剥がれかかっている場合には、もう一度貼り直しましょう。
スイッチやブレーカーはONになっているか
ごく稀に自動ドアのスイッチやブレーカーがONになっていないことで自動ドアが開閉しないケースがあります。
もし自動ドアのブレーカーが落ちている場合には、自動ドアのスイッチを一度OFFにしてから、ブレーカーを上げましょう。
タッチスイッチの電池切れはしていないか
タッチスイッチ式の自動ドアの場合、タッチスイッチ内部に搭載されている電池が切れてしまうと作動しないことがあります。
電池の寿命は、自動ドアの使用頻度によっても異なりますが2〜3年で切れてしまうこともあるため、年に1度は交換するようにしましょう。
タッチスイッチは、スイッチカバーをドライバーで取り外し、電池交換をすれば簡単に復旧します。
なお、電池の種類については単四アルカリ電池を2〜4個必要な場合が多いです。
ゴムマットスイッチは乾いているか
自動ドアにゴムマットスイッチが搭載されている場合、泥落としだけの意味ではなく、人の重みを感知して自動ドアが開く仕組みとなっています。
このような場合にゴムスイッチが濡れていると、ドアが開きっ放しになってしまう要因になります。
ゴムスイッチが濡れており傷みの激しい場合には、新しい物へ交換しましょう。
まとめ
自動ドアは、もともと耐用年数が長いのですが、使用頻度が多いために、状況によっては経年劣化が早まることもあります。
突然不具合が起きてしまうと慌ててしまいますが、まずは今回ご紹介した修理前に確認すべき項目をチェックしてみましょう。場合によってはちょっとしたメンテナンスで済む場合もあります。
弊社は、自動ドア修理の専門業者として全国に営業所を保有しており、9時〜18時までにご連絡を頂けますと即日対応も可能です。また、時間外であってもできる限り迅速に対応させていただきます。
出張診断やお見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお申し付けください。