自動ドアのセンサーに関してよくある質問【価格、故障原因、修理方法】

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自動ドアのセンサーに関してよくある質問【価格、故障原因、修理方法】

自動ドア修理の豆知識
更新日:2020/08/26

自動ドアのセンサーについて、仕組みや種類、使用していく上での注意点をご存知でしょうか?

センサーは自動ドアで重要な部分となるので、今回は下記の観点で解説をしていきます。

  • 自動ドアのセンサーの仕組みと使用方法
  • センサーの種類
  • センサーを作っている会社
  • 自動ドアが反応しない時の原因や対処法
  • センサーを交換する際にかかる費用

本サイトでは自動ドアについて様々な解説をしていますが、例外なくセンサーに関しても多く解説しています。

というのも、自動ドアに関して次に挙げるようなご連絡をよく頂きます。

  • センサーが反応しなくなって自動ドアが開かない
  • 自動ドアのセンサーを交換したい
  • タッチスイッチをつけたい
  • メーカーに修理をお願いしたら高額を請求された

そこで自動ドアのセンサーについて気になることについて本記事で全て解説していきます。

自動ドアのセンサーの仕組みと使用方法

それでは、まずは自動ドアのセンサーの仕組みについて知っていきましょう。

仕組みと使用方法に関して知るべきは次の4点となります。

  • センサーの仕組み
  • センサーの名称
  • 調整の重要性
  • こまめな掃除の重要性

それぞれ解説した記事があるので紹介をしていきます。

センサーの仕組み

センサーの仕組みについては、次の記事にて詳しく解説をしています。

自動ドアの仕組みはどうなっている?

仕組みがわからないことには何か不具合が起きた時に対処するのが大変となってしまいます。

上記は最低限おさえるべきことを端的にまとめているので、是非まずは仕組みを理解していただければと思います。

センサーの名称

仕組みを理解できたら次に知るべきはセンサーの名称です。

専門用語のような形で聞きなれないような言葉もあったりするので、なにか不具合があった時に業者と話をする際に名称を知っておくとスムーズになります。

センサーに限らず、自動ドアの名称について次の記事にて解説をしています。

【知っ得】自動ドアの各部名称と機能一覧

調整の重要性

自動ドアを設置、交換した際にそれで終了・・・というわけにはいきません。

しっかり調整する必要があるというのはご存知でしょうか?

次の記事にて解説をしている通りですが、センサーが感知する範囲をどこからどこまでにするのかを調整する必要があります。

【プロが解説】自動ドアのセンサーを調整する重要性と調整方法

自動ドアを設置する場所によって適切な範囲に調整する必要がありますので、自動ドアの設置・交換する際にセットで行うべきものと覚えておいていただければと思います。

こまめな掃除も重要

自動ドアの耐用年数は10~15年とわりかし長めではありますが(詳細:自動ドアの耐用年数)、使用しているとやっぱり劣化・汚れが出てきます。

  • なるべく長く自動ドアを使いたい
  • 不具合なく自動ドアを使い続けたい

ということであれば、自動ドアはしっかりメンテナンスすることが大事です。

このメンテナンスというのは保守点検というわけではなく下記記事で解説している通り、ご自身でできる簡単なお手入れのことになります。

自動ドアの部品ごとのお手入れ方法を解説します!日々のメンテナンスが長持ちの秘訣

長く安全に自動ドアを使い続けるためにもセンサー含め、自動ドアをしっかりとお手入れしましょう。

自動ドアのセンサーの種類

自動ドアのセンサーにはどんなものがあるかご存知でしょうか?

答えをいうと次の記事にて解説をしている通り、3種類のセンサーがあります。

自動ドアセンサーの種類3つ!起動センサーのからくりをしっかり知る

現在の主流は光線式センサーとなっていますが、なぜ光線式が主流となっているかは上記の記事を見て頂ければわかります。

また、光線式以外では、タッチスイッチ式の自動ドアも多く使われています。

タッチスイッチの方が安い代わりに壊れやすいという特徴があり、下記のように自動ドアを設置する場所でどちらにするかを選ぶと良いでしょう。

  • 人通りが多いところ→タッチスイッチ式
  • 人通りが少ないところ→光線式

安いからこれ!というわけではなく、自動ドアを設置する場所の利便性から逆算してベストのセンサーを選ぶのがポイントです。

自動ドアのセンサーの会社

これから自動ドアを設置する、自動ドアのセンサーを交換するという場合に「どこの会社のものが良いか?」と気にされる方もいるかと思います。

下記の記事にて自動ドアのメーカーを紹介していますが、自動ドアのセンサーもメーカーは同じです。

自動ドアのメーカーにはどんな企業がある?メーカーの選び方は?

それぞれのメーカーに特徴があるので一概にどれが良いというのは言えません。

シェアナンバー1のものを選ぶのであれば、NABCO自動ドアとなりますが、これから自動ドアの設置や交換を検討中の方は一度見積もりを依頼してみると良いでしょう。

なお、既存の自動ドアがどこのメーカーかわからなくなった場合は下記の表を参考にしてみてください。

ブランド名 ステッカー 電話番号
ナブコ 0120-0725-86
テラオカ 03-3493-3585
フルテック 03-5219-2151
JAD(日本自動ドア) 0120-840-984
ミリオン 0120-840-365
ドリーム 0120-389-230
ショウワオート 045-433-7072

自動ドアのセンサーが故障?反応しない時の原因や対処法

自動ドアをしばらく使っていると「センサーが反応しない」「開きっぱなしで閉まらない」といった不具合が出てくることがあります。

それぞれ不具合が出る要因というのは様々で原因によって対処方法も異なります。

センサーが反応しない時の原因と対処方法については下記の記事にて解説をしています。

自動ドアのセンサーが反応しない原因と対処方法をプロが解説

また、自動ドアが開きっぱなしで閉まらない時の原因と対処方法については下記の記事にて解説をしています。

自動ドアが開きっぱなしで閉まらない時の原因と修理方法

いずれにおいても言えることは、一つ目の自動ドアのセンサーの仕組み部分で触れたお手入れが重要ということです。

  1. まずは日頃のお手入れをしっかりする
  2. その上で不具合があったら上記記事の内容を確認してみる
  3. それでもダメなら業者へ連絡する

というような流れで、自動ドアのセンサーは大切に扱っていきましょう。

自動ドアのセンサーを交換する時にかかる価格

最後に自動ドアのセンサーを交換するとなった場合にどれくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

下記の記事にて詳細を解説していますが、センサーだけを交換するのであれば費用の相場は約3万~5万円前後となっています。

自動ドアのセンサー交換にかかる費用と交換方法をわかりやすく解説

センサーの交換であれば上記の金額となりますが、自動ドアを丸ごと交換するとなった場合は当然ながら費用が大きくかかってしまいます。(詳細は下記記事参照)

自動ドア修理の修理・交換の費用相場について細かくわかりやすく解説

長期的な目線で見て、安全にコストをおさえて自動ドアを使い続けるのであれば、センサーを含め自動ドアの日ごろのお手入れをしっかりやっていくことが大事と言えます。

まとめ

今回は自動ドアのセンサーについて詳しく知れるように必要なことを網羅的に紹介してきました。

  • これから自動ドアの導入を考えている
  • 自動ドアのセンサーの交換を検討している
  • センサーに不具合を感じている

という方であれば、参考になる情報だったのではと思います。

自動ドアに関して、本記事の内容でもし疑問点などあれば気軽に弊社までご連絡を頂ければと思います。

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竹内 敦

新卒で某自動ドアメーカーの設計で10年働いて現職に転職。社内のシステムの管理と自動ドアメンテナンスのホームページの運営を行っています。非常に閉じた自動ドア業界の知識を少しでも皆さんに届けられるようにがんばります。

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